綱領

全森永労働組合綱領

全森永労働組合は、組合員の自由で民主的な力の結集を基礎に、その労働条件を維持・改善するとともに、企業の民主化を推進し、経済的・社会的地位の向上を図ろうとするものである。この理念を実現するために以下の原則を確認する
  1. 全森永労働組合は組合員が自主的に組織した団体である。したがって政党、政府及び経営側など外部からの干渉は排除する
  2. 全森永労働組合の運動は建設的でなくてはならない。労働者の経済的・社会的地位の向上は、社会の繁栄・充実に基づいて期待できることから破壊的な労働組合運動は否定する
  3. 労働組合と経営側の利害は基本的に一致しない。企業の発展には、組合員の協力が不可欠である。組合員の建設的な努力とそれに基づく要求を軽視して、企業利益を優先する場合は、ストライキ権の行使も辞さない
  4. 労働者の経済的・社会的地位を向上させていくためには労働組合の結集が必要である。したがって、志を同じくする労働組合及び労働団体との信頼関係を高めていくため一層努力する
  5. 森永各社は資本・事業で密接な関連がある。全森永労働組合はこうした各社の組合員で組織されている。全森永労働組合は、企業・業種の特性に留意するが、基本的な労働条件・労使関係は各社等しくあるべきと主張する